ファンタジー

【宝を探しに】2

タッタッ…。崇は走っていた。「この地図通りに行くと…。」崇はとうとう、バツ印のところに着いた。「何もないじゃん…。」崇は後ろを向いた。すると…。「なんだよ。ここは…。」その後ろには大きな湖があった。「こんな湖あったかな…?てか、俺あっちの道から…

【宝を探しに】1

2月2日の放課後。「た〜か〜。」「なんだよ…。」「君って宝とか興味ある?」「そんなん興味ねぇよ。」「実はさ…。僕。宝の地図持ってんだよね…。」「まじで!?」「あれ〜?興味ありありじゃ〜ん?」「うっ…!うっせえな!」「欲しい?」「いらねえよ。てい…

【夢猫の魔法】2 

第2章 大切なもの 1 ジリリリリリリ!!目覚まし時計の音が鳴る。蝉や蛙の鳴き声。そのうるさい7月の夏の午前8時。知香は寝ていた。「知香~。もう8時よ~。起きなさ~い。」1階から知香を起こす、浩子(知香の母)の声が聞こえる。「う~ん…。あと10秒…

【夢猫の魔法】1

1プロローグ 「ねぇ。知香。」「なあに?おばちゃん」知香は幸子(知香の祖母)と話していた。「マジックワールドって知ってる?」「なにそれ~。聞いたことないや。でなんなの?『マジックワールド』っていうのは。」「それはね…不思議な世界なの」幸子は…